若者のひきこもりや不登校などの相談、支援を行う施設として2010年に横浜市が開設した「よこはま北部ユースプラザ」(都筑区茅ケ崎中央11の3の3階A号室)。今年4月から運営法人が桜台のNPO法人パノラマ(石井正宏理事長)に変わり、15日に「お披露目会」が行われた。
パノラマは、14年から不安や困難を抱える高校生への早期支援などを目的に田奈高校などで高校内居場所カフェ事業を実施している。毎週木曜の昼休みと放課後に図書室で地域ボランティアらとジュースや菓子などを用意し、生徒たちに寄り添ってきた。
中途退学や進路未決定のまま卒業するなどして学校から離れた子どもたちを含めて、地域で引きこもり等の若者を支援できればと今回、5年ごとに市が行っている同施設の運営事業者の選定に応募していた。石井理事長は「これまでの経験を生かして貢献していきたい」と話す。
同施設は、青葉・都筑・緑・港北区のおおむね15歳から40歳未満の若者と家族が対象。従来から安心して通える居場所の運営や総合相談などを行っており、新体制となった今後も基本的に変わらず引き継いでいく。このほか同法人が高校生向けの就労支援として以前から行う有給職業体験プログラム「バイターン」も実施予定だ。
開館は月曜〜土曜の午前11時から午後7時。居場所の利用時間等、詳細はHP(ホームページ)(【URL】 http://www.kitapla.jp)を確認。日曜祝日と第3月曜、年末年始は休館。初回利用の際は左記に電話を。
(問)同施設【電話】045・948・5505
青葉区版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
横浜文化賞に藤竜也さん、崎陽軒・野並会長ら5人9月20日 |
|