公園の新たな活用、その可能性とは 横浜市会議員 宮崎ゆうすけ
新年を迎え、新しい年が始まりました。
横浜市では様々な事業、取り組みが行われておりますが、今回は公園の資産活用について触れたいと思います。
昨年末に閉会した、第4回定例会、議会では、公園に於ける建蔽率(土地に対する建築面積の割合)の緩和が可決されました。従来の建蔽率は2%でしたが、今回の緩和で最大10%まで建蔽率を上げることが出来るようになりました。そうすることによって、公園を利用して様々な商業施設や、文化施設などを作り、幅広い活用を行えるようにするものです。
これに伴い、私も政策提言をしておりました、「市税を使って維持管理していた公園を、民間に貸し付けを行うことによって収入源にする」という新しい活用が可能になりました。しかしその一方で、気を付けていかなければならないことは、民間に貸すことによって、その公園が市民の皆さんの利便性を損ねてしまうことにならないよう、周辺住民の方への説明やヒヤリングはもちろん、しっかりと計画段階で問題性がないかチェックを行うことが重要です。それらをクリア出来れば、公園が本来の趣旨に沿った、利用者にとってより便利で使いやすい施設として、より文化を育む、成熟することが出来る施設として皆様のより身近な存在となっていけるのだと思います。
これから市の財政が厳しさを増していく中、財政負担をいかにして減らしていくかを考える中で、市有財産の有効活用をしつつ、市民の皆様にとってもメリットがある政策を実行していく事が重要になります。
宮崎悠輔
TEL:045-935-7850
y.miyazaki.official@gmail.com
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