市会レポート2019年 32 国際交流ラウンジ整備について 横浜市会議員 高橋まさはる
緑区では、約4千人の外国人市民の方々が暮らしていますが、この5年間で急増しており、外国人増加率は18区中トップの52・9%に上ります。
国籍別ではインドの方が全体の4分の1を占めています。これは横浜市が、霧が丘第三小学校の跡地に、インド系のインターナショナルスクールを誘致したことに起因しています。
学校や関係者のご努力により地域の交流も進んでいるという印象を持っていますが、一方で、増加する外国人市民との共生に向け、課題を感じていらっしゃる方も少なくありません。
このような場合、国際交流ラウンジが設置されている区においては、ラウンジが外国人市民、自治会・町内会、NPOやボランティアなどの、支援・活動のハブ機能を果たしています。
緑区は未だ設置されていませんが、緑区に限らず、外国人が急増している地域にこそ、このようなハブ機能が必要だと訴え、国際交流ラウンジの新規整備について、決算特別委員会で質問しました。それに対して「各区における外国人人口やその増加傾向、支援する市民団体やボランティアの活動状況など、ニーズの国際化の状況を踏まえて、多様な手段を駆使して順次設置してゆきたい」との答弁を引き出しました。
来年は東京2020オリンピック・パラリンピックが開催され、多文化共生の機運を醸成する絶好のチャンスです。ニーズの高い区への新規整備はもとより、既存の国際交流ラウンジの機能強化についても進めていきたいと考えています。
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「紅麹」から考える安心な暮らし4月4日 |
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