“努緑(どりょく)の継承”県政報告【4】 暮らしを守る県の取り組み 神奈川県議会議員 やなぎした剛
所属委員会
今年度、私は地震・災害、犯罪の抑止対策などを審査する「防災警察常任委員会」に所属しております。9月11日からは第3回定例会も始まります。皆様が安全で安心して暮らせるまちづくりを進めるため、しっかりとした議論をしたいと思います。また、自民党県議団では「政務調査会副会長」に選出されました。県民や団体からの請願・陳情を受付け、審査していきます。
地震災害対策推進条例(仮称)制定に向けて
県では、東日本大震災を受け、防災対策に注力しています。全庁合わせ、約724億円の防災対策費を計上しております。
今年6月からは、神奈川県地震災害対策推進条例(仮称)の制定に向け取り組んでおります。これは、県地域防災計画をより具体的に進めるもので、県民、行政、企業などの事業者の役割を明確にし、協働で取組を進め、県民が安全で安心して暮らせる地震災害に強い社会を目指すものです。県の地形や特性を生かした”神奈川らしさ”を反映していきます。9月下旬にかけて、県民の皆様から意見を募り11月の第3回定例会に条例議案を提出する予定ですので、ぜひご意見をお寄せください。
警察署の大規模補強を訴えていきます
私の地元、緑区では現在、区役所が耐震工事に入っており、緑消防署の移転が決まっております。しかし、昭和48年3月に建てられた緑警察署は、昨年の東日本大震災でひび割れが各所に起こりましたが、現在も充分な対策が講じられておりません。私は、区民の生命・安全を守るべき施設である緑警察署の建替えを含めた大規模な補強が必要であると考えており、これからも力強く訴えていきたいと思っております。
二俣川に新がん治療施設
県は現在、重粒子線治療施設(i-ROCK)の整備を二俣川の神奈川県立がんセンター内に進めております。国内では5カ所目で、平成27年12月の治療開始を目指しております。この施設は新たながん治療の施設として、県民の皆様の健康を守る役割を担います。
私はこれからも、皆様が安全で安心に暮らせるまちづくりを進めていきます。
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「紅麹」から考える安心な暮らし4月4日 |
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