ひきこもり対策など17項目を質問 神奈川県議会議員・やなぎした剛
この度の改選後、また元号が令和に変わり初の神奈川県議会定例会となった6月17日、第一会派・自民党として代表質問に立ちました。
大項目として4点「知事の政治姿勢」「ともに生きる社会かながわの実現」「県民の安全・安心を守る取組」「県政の重要課題」、全17の項目について質問しました。
AI活用で治安対策
2018年度に県警において実施されたAIを活用した調査研究で、どのような成果が得られ、その成果を今後の治安対策の喫緊課題である東京五輪に合わせて、AIが導入されるよう取組のスピードを速めるべき、と質問しました。
県警本部長はAIを活用した実証実験で県警が保有する犯罪データに気候や地勢といったオープンデータを加えたビッグデータをAIに学習させ、その予測結果の精度検証を繰り返し、実用化に向けた大きな成果を得たとし、令和2年7月のシステム試験運用開始を目指すと述べました。
ひきこもり対策
また、長期化や高齢化が進んでいるひきこもり問題(8050問題)においても、県が行ったひきこもり対策にどのように取り組んでいるかを問いました。
それについて黒岩知事は、昨年11月行った調査で幅広い年齢層約2000人のケースについて回答を得ました。結果は約3割が40歳以上で、ひきこもりの期間は約5割が5年以上であることがわかりました。さらにひきこもり当事者や家族とのアプローチの難しさや関係機関の連携などに課題があることが浮き彫りになってきたため、今後県では当事者や家族と接する可能性のある民生委員やケースワーカーらに対し紹介窓口の紹介などの協力を働きかけより多くの当事者を必要な支援につなげられるよう努めています、と答弁しました。
答弁のようすは、7月8日(月)の午後6時20分からテレビ神奈川において放映が予定されています。
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「紅麹」から考える安心な暮らし4月4日 |
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