神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
港南区・栄区版 公開:2011年9月8日 エリアトップへ

わくわく上大岡に携わって20年を迎える 光里(みさと)友岐(ゆき)さん 横浜市在住 67歳

公開:2011年9月8日

  • LINE
  • hatena

地域と歩む伝統芸能

 ○…9月11日に開催される「わくわく上大岡」に携わって20年を迎える。富山市八尾町の「越中おわら節」を上大岡でも、と始まったこの祭り。第1回目の企画から関わり、舞踊指導を行うなど、上大岡地域の町おこしに貢献してきた。今は永野、上大岡、桜岡小学校の児童が披露するおわら節の指導に余念がない。

 ○…日本舞踊に新舞踊、民謡舞踊を指導している光里流日本舞踊教室を上永谷で開き、全国に散らばる弟子の指導を続けている。日舞との出会いは3歳の頃。後にキングレコードから専属舞踊家として声がかかる程の腕前に成長するが、小学生の頃から先生に頼まれ、教室の机を寄せた舞台で踊ったこともあったとか。高校2年生の頃にはすでに師範の資格を持っていたことから地域で盆踊りを指導。以後、現在に至るまで日本の伝統芸能である踊りを広めようと奔走してきた。

 ○…「着物を着ていないと自分じゃないみたい」と話すほど、生活は”和”一色。日本文化に造詣が深いこともあって横浜市が姉妹友好都市提携を結んでいるルーマニア・コンスタンツァ市の友好委員会で委員長を務めている。日本文化を他国に伝える機会も多く、ルーマニアでは「美しき青きドナウ」をアレンジして踊り、大喝采を浴びたことも。また、ハワイに向かう客船の中では1000人の乗客に対して炭坑節を指導。国籍も様々な中で一緒に踊る一体感。踊りの持つ力を再確認した出来事だった。

 ○…毎年小学生には手取り足取りおわら節を指導をしている。「なかなか上手に踊れなかった子どもが踊れた時、『できた』って笑顔を見せる。それが嬉しくて」。そうやって指導したことがきっかけとなり、小学校を卒業した後に、舞踊の門を叩く学生や社会人もいるという。「伝統芸能である踊りを次世代へつなげていきたい」。その願いは20年の節目を経て、ますます強くなる。次世代の種は確かに芽吹き始めている。
 

港南区・栄区版の人物風土記最新6

村田 浩一さん

25周年を迎えたよこはま動物園ズーラシアの園長を務める

村田 浩一さん

横浜市在勤 71歳

5月2日

加藤 正基さん

栄消防団長に就任した

加藤 正基さん

栄区長尾台町在住 64歳

4月25日

松永 朋美さん

4月1日付で栄区長に就任した

松永 朋美さん

旭区在住 54歳

4月18日

浅原 誠治さん

4月1日にオープンした多目的アリーナ「横浜BUNTAI」の館長に就任した

浅原 誠治さん

中区在勤 52歳

4月11日

大窪 太郎さん

3月19日付で栄警察署長に就任した

大窪 太郎さん

鎌倉市在住 54歳

4月4日

竹内 一郎さん

能登半島地震の医療災害対策本部DMAT本部長を務めた

竹内 一郎さん

横浜市立大学附属病院勤務 51歳

3月28日

京急百貨店

かみおおおかG.w.フェスティバル

https://www.keikyu-depart.com/

<PR>

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 4月11日0:00更新

  • 4月4日0:00更新

  • 3月28日0:00更新

港南区・栄区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

コラム一覧へ

港南区・栄区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年5月3日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook