港南区・栄区版 掲載号:2012年7月26日号
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「日野の子・夏のフェスタ!」を開催したおやじの会代表 清水 克則さん 日野8丁目在住 48歳

子どもと遊び、学ぶ日々

 ○…日野小学校で7月21日、22日に防災、宿泊体験行事「日野の子・夏のフェスタ!」をおやじの会が主体となって開催した。2009年に自ら立ち上げ、当初は数人だったおやじの会も今では40人を超える。発足4年目を迎え「子どもにいろんなことをしてあげたいという気持ちが強い」。

 ○…おやじの会とは保護者の父親たちが主体となって児童と学校を支援する団体。元々はPTA会長を務めていたが、同小の杉山百合子校長から結成を持ちかけられたことで活動を始めた。PTAの役員は女性が主なのに対し、同会は父親が主役。タックルの代わりにタグを奪うタグラグビーやロープを使ったターザン遊びなど、体力のいる遊びの指導は男性ならでは。「気持ちを伝えることも、受け止めることも必要」と、遊びの中で思いやりの気持ちを学ぶ大切さを話す。今回の夏のフェスタでは災害を想定し、空き缶での炊飯や火災時の避難方法などを子どもが体験。「おやじはあくまできっかけづくり。やるのは子ども達」と見守るスタンスは崩さない。

 ○…「ジェネレーションギャップは会話が足りないから」。仕事に追われ子どもと話ができない状況にある父親の思いを代弁する。自身もおやじの会を通して、当時小学6年生の息子にラグビーを指導してから家庭での会話が広がったという。建設会社に勤め、毎日忙しい身ではあるが「土日には会の活動があるから、きっちり金曜日に仕事を終わらせる。仕事にも張りが出たよ」。子どもだけでなく、会員の父親同士の間で交流が生まれた。公私ともに「充実感がある」。

 ○…「おやじは子どもとのふれあいを求めてる」。そう話すように行事中もどんな子とも対話し、遊び、ときには注意する。スタンスは昔ながらの「近所の口うるさいおやじ」。将来は「大人になってからあんなおやじがいたなと思いだしてほしい」と子どもたちの未来に思いを馳せる。
 

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