「丸山大(だーい)ホコテン2019」の実行委員長を務める 柿崎 郁子さん 港南区野庭町在住 60歳
若い力を原動力に
○…市営地下鉄上永谷駅から丸山台中学校方面を中心に広がる丸山台いちょう坂商店街が3年ぶりに歩行者天国イベント「丸山大(だーい)ホコテン」を3月24日に開催する。今年の実行委員長を務め、商店街全体で楽しみながらイベントを作りあげている。「当日は雨が降らないことを祈るだけです」と笑う。今年はフリーマーケットも同時に開催し、来客数アップにも期待している。
○…代表を務めるパソコン教室が開校してから商店街に加入し、イベントなどの手伝いも積極的に行ってきた。月に1〜2回の商店街定例会は各店舗の営業時間の違いから全員が参加できることは少ないが、各自が時間を作って参加しているという。企画の準備や運営に関わる中で30代から40代の役員の新しい発想力や行動力を実感。「若い人たちのパワーがすごい。周りの役員の協力で活動ができる」と笑顔で語る。
○…東京都出身。結婚を機に28歳で野庭町に移り住んだ。育児をしながら働くことも考えたが、無資格では就職先が無く、資格を取りたいとパソコン教室に通い始めた。もともとパソコンが好きだったこともあり技術も上達。通っていた教室で講師となった。その後、話すことが好きだったことや、教室を持ちたいという思いから50歳で独立を果たした。「開校からスタッフとも長い付き合い。言いたいことを言葉にしなくても通じ合う仲になった」と笑う。最近では小学生を対象としたプログラミングのコースを開設して、力を入れている。
○…近頃は同商店街の活動に女性も積極的に参加するようになった。多様な考えも運営に活かせるようになった。「もっと多くの人が参加し、来場者も役員も楽しめるようなイベントにできれば」といい、地域の活性化に取り組んでいく。
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