神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
町田版 公開:2023年6月29日 エリアトップへ

多摩動物公園 コウノトリ、お引越し 繁殖など目的 埼玉へ

社会

公開:2023年6月29日

  • X
  • LINE
  • hatena
埼玉県に輸送されたニホンコウノトリたち=同園提供
埼玉県に輸送されたニホンコウノトリたち=同園提供

 多摩動物公園(日野市)で飼育されていたニホンコウノトリ2羽が6月7日、繁殖などを目的に埼玉の動物園へ「お引越し」した。

 ニホンコウノトリは、環境省が絶滅危惧IA類に指定する特別天然記念物。国内では野生は1971年に絶滅。多摩動物公園で88年に国内初となる飼育による繁殖成功を果たした。その後数を増やし、現在は飼育下と野外で生息しているニホンコウノトリは合わせて約500羽とされている。

 今回の「お引越し」は、(公社)日本動物園水族館協会と同鳥の保全団体「コウノトリの個体群管理に関する機関・施設間パネル」が定める管理計画によるもの。オスとメス計2羽は、繁殖やそれに関わる技術の継承などを目的に、埼玉県こども動物自然公園に移された。これまで世話係をだった川鍋政孝さんは、「お互いの相性もよく、産卵から子育てまで安心して任せられるペアだった。新しい環境でもかわいらしいひなを育ててくれると思う」と2羽を送り出した。

 ニホンコウノトリの寿命はだいたい35歳くらいといわれており、園を後にしたオスは15歳、メスは13歳だった。

町田版のローカルニュース最新6

「2025年」前に受け皿増?

南町田に高齢者住宅

「2025年」前に受け皿増?

5月16日

日本文化の体験を

日本文化の体験を

あす、忠生の寺で薪能

5月16日

春のギターコンサート

春のギターコンサート

玉川学園で 入場無料

5月16日

「ど根性」が満開

成瀬エリアのツツジ

「ど根性」が満開

5月16日

地元バンド相模大野駅メロに

駅長「待ち遠しく楽しみ」

地元バンド相模大野駅メロに

5月16日

介護講習会を開催

参加費無料

介護講習会を開催

26日 山崎町で

5月16日

あっとほーむデスク

  • 5月16日0:00更新

  • 5月2日0:00更新

  • 4月25日0:00更新

町田版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

町田版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年5月16日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook