「地域の絆、深める機会に」 中央林間小学校30周年記念事業を自治会らも盛り上げ
大和市立中央林間小学校(中村敦校長・児童604人)が6月に創立30周年を迎え、10月30日(日)に記念事業「ホームカミングデー(地域と同窓の集い)」を開催する。主催は同実行委員会(山田誠司実行委員長)。
同小学校では地域と子どもたちの交流の場として、毎年10月にPTA、学校協力団体、自治会などが協力して校庭、体育館にステージ、模擬店などを出店する「中林フェスタ」を開催している。
今回の30周年記念事業を行うにあたり、「学校関係者だけでなく、地域全体で盛り上げたい」と、「中林フェスタ」の規模を拡大する形で企画。自治会をはじめ、青少年指導員、小学校を拠点に活動するクラブなど15団体が参加し、地域一体での記念行事が実現する。
また、卒業生や引退した教員たちへの案内に対しても、年次ごとに世話人を選出し、できるだけ全員に情報が行き渡るように配慮するなど工夫したという。当日は、子どもたちと一緒に各団体によるステージ、模擬店などを楽しんだあと、記念式典、立食パーティを予定している。30年の歴史と近年の様子をまとめた上映会、写真展も企画。記念誌も配布する。
山田実行委員長は、「3月に東日本大震災がおき、地域との関わりの大切さを考えるようになった。学校を中心とした地域の絆を深めるきっかけになれば」と話している。
中央林間小学校は大和市の最北端に位置し、昭和57年に北大和小学校と緑野小学校から分離し、児童数857人、職員34人で誕生。学校における教育の場としての充実を図るだけでなく、地域における教育資源(人、もの、こと)を活用した学びの充実を推進している。
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