大和版 掲載号:2011年12月16日号
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点図サークルオーロラ さわるカレンダー製作 視覚障害者に無償で提供

社会

 中央林間西を拠点に活動する点図サークル「オーロラ」(元木裕子代表)による視覚障害者用の「点図カレンダー」が12月6日、完成した。大和市社会福祉協議会やまとボランティアセンターを通じて、希望者に無償提供する。

 「点図カレンダー」とは、記号で字を表現する点字ではなく、そのままの字や数字、絵の形を点による図で表現した、触って読む視覚障害者用のカレンダー。

 点図サークル「オーロラ」は平成15年に、同じ中央林間に住む元木裕子さんと浜中雅子さんの2人で発足させた点図製作を専門とするボランティアグループ。

 点図カレンダーを作るきっかけとなったのは、8年前、市内に住む中高年の中途失明者に、点図によるカラオケの歌詞カードの製作を依頼されたことだ。中途失明の場合、新たに点字を覚えることが困難で、カタカナなどの普通の文字の方がわかりやすいことも多い。歌詞カードを製作すると「大変分かりやすい」と感激された。元木さんは、「毎日使うカレンダーも点図で作ったものがあれば便利では?」と製作を思いついた。

 ところがその製作は、想像以上に手間がかかる作業だった。元図の作成こそパソコンのソフトだが、一点一点打ち込む必要があり、しかもその点を打つ間隔は、1ミリ単位での調整を必要とした。一文字作ってはプリントし、その感触を自分の指で確かめながら校正を行う。イラストはさらにその倍の時間がかかった。試行錯誤を重ね、3カ月以上を要し、月間と日めくりカレンダーを完成させることができた。

 利用者は「字がさわって、見えるようだ」と喜んでくれたという。それから毎年、希望者を募り、3冊から5冊のカレンダーを作り続けている。

 現在は、メンバーも6人に増えカレンダー製作に加え、横浜市立盲特別支援学校の絵本の製作のほか、小学校で習う漢字の辞書作り、電気回路図と活動の幅を広げている。元木さんは「希望があり、使って頂けるならどんなものでも挑戦したい」と話している。

 点図カレンダーの見本は、ボランティアセンター他、市民活動センターに展示している。

 問い合わせは、やまとボランティアセンター/【電話】046(260)5643まで。
 

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