南林間中学校出身の石橋龍選手(日体大3年)が、6月16日から22日まで中国の海陽(ハイヤン)で開かれた国際大会「アジアビーチゲームズ」にビーチハンドボール日本代表として出場。主力選手としてチームに貢献した。
この大会はアジアオリンピック評議会 が2年に1度開催し、今回が3回目。ビーチサッカーやビーチバレー、ビーチタクローなど11競技43種目が行われた。
「ビーチハンドボール」は名前のとおり、砂浜で行うハンドボール。室内での競技と違い、1チーム4人で構成。コートも一回り狭く、下が砂浜なのでドリブルをほとんど使わない。一回転してのシュートやスカイプレイが2点になるなど、独自のルールがある。
石橋選手は南林間中学校でハンドボールを始め、3年時に神奈川県大会で優勝。法政二高でも全国選手権大会と国体でベスト8に3度入るなど、好成績をおさめている。今回、ビーチハンドに挑戦したのは、(財)日本ハンドボール協会から所属する日体大に「チームを作ってアジアビーチゲームズに参加してみないか」との声がかかったため。そこで部内にチームを作り、実戦とルール確認を兼ねて国内大会に2回出場。優勝とベスト4の成績を残して日本代表合宿に参加し、今大会の遠征メンバー10人に選ばれた。
初めて手にした日本代表ユニフォームに「日の丸を背負って戦えることが嬉しかった」と話す。日本代表は予選リーグで中国とオマーンに敗れ、決勝トーナメントに進めなかったが、順位決定戦で香港、インド、タイに勝利し14チーム中7位。石橋選手も出場6試合で60得点を挙げた。「体格や身体能力の高さは違ったが互角に戦えたと思う。ビーチハンドの日本代表として2年後の大会にも出場したい」と話している。
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