大和市消防団(北島照介団長)が主催する平成24年度消防団表彰伝達式が3月28日、市内つきみ野の横浜うかい亭で開かれ、消防団本団役員や大和市内12個分団の分団長、消防職員ら関係者およそ40人が出席した。
消防団による表彰伝達式は毎年この時期に行われる祝賀行事で、年度中に国や県から表彰された団員や夫人らを招き、伝達式としてお祝いしている。
今年は、3月7日の消防の日にちなみ6日に東京都港区内で表彰式が行われた「消防功労者消防庁長官表彰」で大和市消防団本団の井上貴雄副団長(56)と、第7分団の佐々木芳孝分団長(51)の2人が永年勤続功労章を受章。夫の団活動を長年にわたり支えてきた夫人とともに祝賀会に出席した。
井上副団長と佐々木分団長は、ともに昭和62年4月に大和市消防団に入団。以来26年間にわたって消防団活動に従事してきた。
この表彰は叙勲や褒章に準じた長官表彰で、永年勤続に加え「勤務成績が優秀で他の模範となる」消防吏員や消防団員を対象に贈られるもの。大和市消防団からは2年ぶりの長官表彰の受章となった。
伝達式にはさらに、3月28日に発表された「神奈川県消防協会会長表彰」の受章者も出席。
功績章を受章した瀬沼正一第2分団長(43)=勤続19年と湯田勝弘第3分団長(48)=勤続19年、勤続章を受章した天野良春本部分団長(45)=勤続21年、平本喜弘第9分団員(40)=勤続21年への受章伝達も行われた。
この席では、今年度、永年勤続で表彰対象となった消防団員の配偶者6人にも、市長から感謝状が贈られた。
活躍する消防団
大和市消防団には、市内の地域ごとに12個分団があり、本団役員とあわせ約250人で組織されている。 市内在住や在勤の18歳以上が地域ごとに活動にあたる消防団員は、自分の仕事を持ちながら、災害時に地域の車庫詰所などに駆け付けて現場に出動。団長らの指揮のもと、消火活動や救助活動をはじめ、警戒監視活動などを行うために日夜訓練を重ねている。
消防団の事務を担当する市消防本部警防課によると、2012年度末時点で地域によっては欠員があるという。
消防団への参加に関する問い合わせは、大和市消防本部警防課/【電話】046・260・5776へ。
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