阿波おどりぎんざ粋狂連 演舞で被災地に元気を 仮設住宅入居者と交流も
大和駅前銀座通り商店街の阿波おどりグループ「ぎんざ粋狂連」(鈴木英雄連長)が主体となり、市内の連の有志らと共に福島県いわき市の仮設住宅を訪問。集まった入居者の前で阿波おどりを披露した。
ぎんざ粋狂連は、昨年10月にも宮城県・福島県の仮設住宅を訪問。同様の交流を行っている。
今年は「阿波踊り市民交流事業」の事業名で大和市市民活動推進補助金を活用。阿波踊りを通して被災地の人たちと交流をはかり、現地の様子をパネルなどで展示することで、大和市民の防災意識向上に活かすことを狙いとしている。
今回、参加したのは「ぎんざ粋狂連」のほか、「けんせつ連」「笑星連」「耕心連」「みずき連」の有志約50人。また、大和中央シティライオンズクラブと大和リバティライオンズクラブ、そしていわき東ライオンズクラブが協力し、訪問の手助けをした。
20日朝に大和駅を出発した一行は、同日にいわき市四倉町の仮設住宅、21日に同市泉玉露と中央台高久の仮設住宅を訪問した。各連単独での演舞や、合同による演舞を披露。簡単な阿波踊り教室も開き、仮設住宅の入居者と一緒に踊ったり、発災直後から現在までの暮らしぶりを聞いたりと交流の時間も持った。
鈴木連長は「一時でも苦しい生活を忘れて楽しんでもらえたなら嬉しい。今後も被災地への訪問を継続して、現地での様子などを大和市民に伝え、防災意識向上にも努めたい」と話していた。
現地での様子は10月26日(日)に深見小学校で開かれる「ふれあい広場」でパネルにして展示される予定。また翌27日からは市役所1階ロビーでも同様のパネル展示を行うという。
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