4月26日投開票が行われた大和市議会議員選挙で議員の顔ぶれが決まったことを受け、市議会会派の構成がこのほど決まった。選挙で自民党の公認を受けた候補が7人当選したことを踏まえ、保守系の新政クラブが自民党・新政クラブとなり、所属10人の最大派閥となった。
定数28の大和市議会で最大会派となったのは、10人が所属する「自民党・新政クラブ」。先の選挙で自民党の公認を受けて当選した、木村賢一氏、小田博士氏、古木邦明氏、井上貢氏、中村一夫氏、小倉隆夫氏、菊地弘氏の7人のほか、保守系無所属の二見健介氏、青木正始氏、平田純治氏で構成される。
第2会派は、5人が所属する「公明党」。選挙で4議席を獲得した「日本共産党」が第3会派となった。
一方、改選前3人だった「明るいみらい・やまと」には、同じく「大和クラブ」だった古谷田力氏が新たに所属。名称も「明るいみらい大和」となり、共産党と同じく4人所属の第3会派となった。
8期目の大波修二氏は、初当選の石田裕氏、渡辺伸明氏とともに、3人所属の会派「虹の会」を立ち上げた。「神奈川ネットワーク運動」は改選前と同じく公認候補2人が所属した。
新議長に菊地氏
5月8日には市議会臨時会が開催され、議長選、副議長選が行われた。
議長選は選挙の結果、自民党・新政クラブの菊地弘氏が25票を獲得して当選。残る3票は無効票だった。
議長と同様に選挙での選出となった副議長には、25票を得た公明党の吉澤弘氏が当選した。こちらも議長選と同じく、3票が無効票だった。
菊地氏は市議当選4回の67歳。議会運営委員会や文教市民経済常任委員会、都市整備対策特別委員会の委員長、監査委員などを歴任。2009年5月7日から1年間副議長を、14年5月7日から15年5月3日まで議長を務めている。
吉澤氏は市議会当選3回で53歳。厚生常任委員会、環境建設常任委員会、文教市民経済常任委員会、基地対策特別委員会の委員長などを歴任している。
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