福田小学校4年の原田怜君(9)がこのほど、神奈川県立音楽堂(西区)で行われた「第31回かながわ音楽コンクール」のユースピアノ部門本選で、大賞の県知事賞を受賞した。
この大会は、神奈川新聞社と同コンクール運営委員会が主催。同部門には、幼児から高校生約800人が参加し、予選と準本選を突破した43人が本選に進んだ。
原田君は当日、課題曲の『珊瑚の唄』とハイドンの『ソナタ ニ長調 Hob.ⅩⅥ―4 第1楽章』を演奏。「緊張で頭が真っ白になった」というが、曲のイメージを思い浮かべ情感を込めて演奏できたという。「少し乗り過ぎてしまったため、90点。でも弾き終わった時は気持ちよかった」と自身の演奏を振り返る。
ピアノの先生である母親の房子さんは「息子は感じた感情を音にするのが得意」と話す。今回の大会でもその才能を発揮し、審査員の心を惹きつけた。
原田君は4歳からピアノを習い始め、現在は週に3回ピアノ教室に通うなど、練習に励んでいる。「受賞できるとは思わなかったので嬉しい。将来はピアニストか画家になりたい」と話している。
また、同大会では、準大賞に次ぐ神奈川トヨタ賞に市内在住の11歳、小金澤広人君が選ばれた。
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