大和市は今年度から多言語市民サポーター制度を開始し、このほど、登録者に認定書と認定バッジを付与した。今後、市民サポーターはボランティアとして、外国人市民や市内を訪れた外国人が困っている場面に遭遇した際、言語を活かして支援を行う。
大和市には多くの外国人市民が生活しており、5月末時点で、69カ国・地域出身の5719人が住民基本台帳に登録されている。この状況を踏まえ、今回の制度は外国人が生活しやすく、訪れやすい市内環境を整えようと導入された。
サポーターへの登録は、市内在住在勤在学または在活動者で、日常会話程度の外国語ができることが条件。7月10日時点で、英語や中国語、スペイン語、インドネシア語、ロシア語などの言語について、20代から80代までの45人が認定を受けている。
サポーターには、話すことができる言語を記した認定バッチを配布。サポーターはそれを身に着け、日常生活の中で個人のできる範囲での活動を行う。また、市が行う総合防災訓練や国際交流イベントで、外国人市民などへの支援も担う。
市によると、行政がこのような形で多言語市民サポーターを認定する制度は、県内でも先駆け的な取組みで、非常に珍しいという。
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