市民ボランティアグループ「やまとみなちか」(牧野康子代表)が10月18日(日)の「南林間文化祭」の中で、 初のシニアによるファッションショーを開催する。パーソナルカラーを活用し、シニアを変身させる。
「やまとみなちか」は、西鶴間地区の地域活性化を目的に2013年に発足した有志による市民団体。人気アイドルグループの「恋するフォーチュンクッキー」を踊った動画を制作するなど、市民参加型のイベントを企画してきた。
さらなる活性化プロジェクトを思案していたところ、今年の春、神奈川県の商業流通課からパーソナルカラーをテーマに福祉活動など地域貢献に力を入れている企業「カラーパーティ」(横浜市)の紹介を受けた。
パーソナルカラーとは、その人の生まれ持った肌や髪などと雰囲気が調和した色(=似合う色)を指し、ファッションや美容業界でも注目されている。
牧野代表は「外見だけでなく、内面も元気にする効果もある色。シニア世代にも取り入れたい」とファッションショーを思いついた。
市民モデル4人が出場
市内からモデルを募ると80代を中心に101歳までの5人が立候補。その中のひとり谷公子さん(74)は、「年齢や持病などでおしゃれを諦めていた。この機会に自分に合う色を知りたい」と参加を決めたという。
ファッションショーで は、モデルそれぞれに事前にパーソナルカラーの診断を行い、四季ごとのファッションを提案。当日のステージでは、観客の目の前でストールなどの小物などを身に付け、その効果を実感してもらう。ステージの裏方には、フェイスメイクや、ヘアメイク、カメラマンなどで地域の店舗が協力する。
当日、シニアモデルのエスコート役を担当する井内兆総さん(29)は、「南林間文化祭実行委員の方々の協力があって企画が実現できた。若手の参加も多く、世代を超えた交流も魅力。ステージが楽しみ」と意気込みを話す。
ファッションショーは、10月18日(日)午後0時40分に南林間駅西口、午後1時半には駅東口での開催を予定している。
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