神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
大和版 公開:2015年10月16日 エリアトップへ

五行歌、日本一に 深見台 中崎あや子さん

文化

公開:2015年10月16日

  • LINE
  • hatena
市内でも歌会を開いている中崎さん
市内でも歌会を開いている中崎さん

 身近な出来事などをつづる「五行歌(ごぎょうか)」の全国大会が9月27日と28日に横浜市で開かれ、深見台に住む中崎あや子さん(72)が最優秀賞の「1席」に輝いた。

 「五行歌」とは、1957年に誕生した「五行で縦書き」というほかに、文字数や季語などの一切の制約がない新しい詩歌形式。現在日本全国に50万人の愛好者をもち、新聞や雑誌などでも投稿コーナーができるなど、幅広い世代で人気が高まっている。

 全国大会には、北海道から沖縄までの愛好家250人が参加。その中から中崎さんの歌「病気療養のため/新たな地で頑張ると/住所のない挨拶状/関わりのはしご外した/老いの絶ち方」が1席に選ばれた。

 この歌は、老人性の病にかかり施設に入居した知人から、住所が記載されていない葉書が届き、老いの絶ち方についての切ない思いをつづったものだという。中崎さんは「1席になるとは思ってみてもいなかった。嬉しさよりも驚きで」と入賞の喜びを語った。

自分の言葉を歌に

 中崎さんは、12年前に新聞に掲載されていた五行歌コーナーを見て、「なんて自由なリズム。私にもできそう」と興味を持ち、独学で歌作りをスタート。すぐに新聞や雑誌にも投稿するようになり、その年に「まちだ相模五行歌会」に入会したという。

 「大和にも歌の輪を広げたい」と2006年に「やまと向日葵五行歌会」も発足させた。現在は14人の会員と生涯学習センターを拠点に月1回の歌会を開き、歌を楽しんでいる。

 「特に情景からいい歌が浮かぶ」とメモは欠かさず持ち歩いているという中崎さん。「その時見た事、感じた事、思った事を自分の言葉で書けるのが五行歌の魅力。多くの人に知ってもらい、仲間を増やしたい」と思いを語った。
 

綾瀬スマートIC近く家族葬式場

樹木葬と家族葬「ゆかりえ」 ~グリーフケア~感謝で送る家族葬

https://www.fujimishikiten.co.jp/

<PR>

大和版のトップニュース最新6

新規就農者を支援

大和市

新規就農者を支援

担い手不足・離農に対策

4月26日

5年ぶりパレード復活

大和市民まつり

5年ぶりパレード復活

総勢1700人が参加

4月26日

成年後見の窓口を新設

大和市社協

成年後見の窓口を新設

月2回、専門家も対応

4月19日

助成申請は226件

自転車用ヘルメット

助成申請は226件

努力義務化から1年

4月19日

全国俳句大会で最高位

下鶴間在住佐藤直哉さん

全国俳句大会で最高位

3万句超、2人の選者から

4月12日

部活動の地域移行を推進

大和市

部活動の地域移行を推進

日体大と連携協定

4月12日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 4月26日0:00更新

  • 4月19日0:00更新

  • 4月12日0:00更新

大和版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

綾瀬で初公演

ロジェ・ワーグナー合唱団 好評発売中

綾瀬で初公演 大和市文化

心に響くゴスペルなど

4月28日~4月28日

大和版のイベント一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月27日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook