大和市議会(菊地弘議長)の第4回定例会が11月24日に開会した。今定例会では条例改正など39の議案と5つの陳情が提出されている。その中には、現在、大和駅東側第4地区で建設が進んでいる文化創造拠点4施設の仕様や工事関連費の確定に伴う約26億円分の契約変更なども含まれている。議案や陳情などは12月18日の会期末まで審議される。
今議会に提出されたのは、39議案と5つの陳情など。議案には、市行政不服審査法施行条例や、職員の定数改定などを行う条例改正案のほか、市勤労福祉会館や柳橋ふれあいプラザ、市営大和スポーツセンターなどの施設で指定管理者を指定するもの、市道路線の認定や廃止案などが含まれている。
また、2015年11月補正予算案も提出されている。一般会計では、「未病センター」設置などにかかる経費や都市計画道路大和駅東線の整備などで、約2300万円を増額補正する。
そのほか、退職被保険者療養給付費や同高額療養費が当初見込みを上回ることを受けて、国民健康保険事業特別会計をおよそ1億3600万円増額補正。下水道事業特別会計も約2700万円増額する。
歳入については、繰越金などを活用し対応する。
文化創造拠点で26億増
大和駅東側第4地区で建設工事が続いている文化創造拠点に関する4議案も提出されている。
「土地および建物の取得の変更について」として、芸術文化ホールで約12億円、屋内こども広場はおよそ7400万円、生涯学習センターで約2億4千万円、図書館はおよそ11億4千万円、それぞれ項目上増額するとしている。
文化創造拠点については、2020年東京オリンピックに向けた建設ラッシュに伴う材料費や人件費の高騰で、建設費がより掛かることが、年度当初予算を組む時点で予測されていた。また、各施設の具体的なレイアウトや仕様見直しも見込まれていたことから、当初予算では概算額を計上。このほど、4施設それぞれの細かい仕様が決まり、必要な建設費も概ね確定したことなどから、今回の議案提出となった。
なお、増額分についてはすでに予算に組み込まれているため、この議案では契約の変更が中心となる。
一般質問は12月11日から
常任委員会は、26日に環境建設、27日文教市民経済、30日厚生、12月1日に総務が行われる。基地対策特別委員会は12月2日。
また、12月11日、14日、15日にはそれぞれ、一般質問も行われる。
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