芸術文化ホール、図書館、生涯学習センター、屋内こども広場が入り、今年11月に開館する大和市初の大型複合施設「文化創造拠点」。同拠点のほか、放送スタジオや市の連絡所、イベント観光協会、各種店舗などが入居する大和駅東側第4地区の再開発ビル「YAMATO文化森」では現在、7月末の竣工、8月の引き渡しに向けて、工事が進んでいる。
老朽化などが進んでいる生涯学習センターと同ホール、図書館などが移転し、屋内こども広場と共に整備される市の「文化創造拠点」。移転先となる大和駅東側、国道467号線沿いの第4地区に建設中の再開発ビル「YAMATO文化森」では一部を除き、外側を覆っていた囲いが外され、建物の外観を見ることができるようになっている。
指定管理は「やまとみらい」
4施設からなる市「文化創造拠点」では、指定管理者制度を導入。全国各地で公共図書館の運営を担っている(株)図書館流通センターや、コンサートホールなど文化施設の管理運営を行っているサントリーパブリシティサービス(株)、園児や小中学生向け教育サービスや大人向け講座などの事業を展開する(株)小学館集英社プロダクションなど6社による共同事業団体「やまとみらい」を選定することが、2015年3月の市議会定例会で議決されている。
市支出は年間約8億
指定管理者は市から毎年支払われる指定管理料と、ホールなどの施設利用料などの収入を基に、運営を行うこととなる。
指定管理料は市の一般予算から支出され、今年度は11月から来年3月までの5カ月分で約3億6千万円。1年を通しての運営となる来年度からは、およそ7億9800万円となっている。
引っ越しで閉館
11月の開館に向けて、現在の図書館と生涯学習センターでは引っ越し作業を行うため、一足早く閉館となる。図書館は8月いっぱい、生涯学習センターは9月いっぱいで現在の建物での運営が終了。それぞれ数カ月かけて、移転を行う。
記念式典も
開館日となる11月3日には、関係者や市民などが出席しての記念式典を実施。オーケストラによる演奏も予定されている。
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