大和版 掲載号:2016年12月23日号
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西鶴間小小室晴来さん 県福祉作文コンで準優秀賞 「髪の寄付」の取り組み綴る

社会

髪を切る直前に取材に応じる小室晴来さん
髪を切る直前に取材に応じる小室晴来さん
 小・中学生を対象にした第40回神奈川県福祉作文コンクール(県社会福祉協議会、県共同募金会主催)の入選者が決まり、大和市西鶴間小学校4年生・小室晴来(はるき)さんの「髪の毛のプレゼント」が準優秀賞に選ばれた。

 思いやりや助け合いの心を育み、「ともに生きる福祉社会」の実現を目指して始められた作文コンクール。第40回を迎えた今回は、県内248校から9381編の応募があった。

 応募作は地区審査と県審査を経て、小学生の部・中学生の部それぞれ、最優秀賞各8編、優秀賞各10編、準優秀賞各10編が選出。西鶴間小4年生の小室晴来さんは、準優秀賞を受賞した。

髪は30cm以上に

 今年初め、抗がん剤で髪が抜け落ちることに苦しむがん患者に対して髪を寄付する取り組み「ヘアドネーション」をテレビで知った小室さん。「私にもできるかも」と思い、寄付のために髪を伸ばし始めた。その後、夏休みの選択課題の中に福祉作文コンクールがあったため、自らの取り組みをふまえて文章を仕上げた。母親と「ヘアドネーション」についても調べ、寄付があまり普及していない実態も学んだという。

 受賞を知り、「本当に私でいいのかと驚いた。でも家族など周りの人が喜んでくれたので嬉しかった」と笑顔で話す小室さん。伸ばし続けた髪は、寄付に必要な30cmを越える長さに達した。「いざ切るとなると寂しさもあるが、私の髪が役立つなら嬉しい」と話す。

 普段は「1週間に1冊は本を読む」読書家で、絵を描くのが好きだという落ち着いた女の子。夏の暑さや髪の手入れなどで苦労もあったというが、切ったあとは、また改めて髪を伸ばし始めたいと決意を語ってくれた。(受賞作文は今号紙面で掲載)

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