明日7月11日(土)から20日(月)まで、県内一斉で「夏の交通事故防止運動」が始まる。大和警察署によると、市内の交通事故件数は6月末までで324件。前年同期比で72件減と減少している。
今運動のスローガンは「安全は心と時間のゆとりから」「交通ルールを守って夏を楽しく安全に」。期間中は過労運転・無謀運転の防止、子どもと高齢者の交通事故防止などを重点に、街頭での交通指導や情報発信が行われる。
今年6月末までに市内で発生した交通事故を種別で見ると、高齢者が関係する事故は103件(前年比10件減)、子どもが関係する事故19件(前年比11件減)、自転車86件(前年比35件減)、横断歩行者36件(前年比18件減)といずれも減少傾向にある。
同署の担当者は「街頭活動、情報発信、環境整備、安全教育の4方向から活動を行ってきた成果が出てきたのでは」と話す。
一方で、二輪車事故は88件(前年比12件増)と増加傾向に。これに対して同署では、二輪車事故注意を呼びかける横断幕の設置や、二輪車を対象にした検問を実施し、ドライバーに注意喚起するなど対策を行っている。
同署の担当者は「夏は遠出することが増え、長距離運転も増える。『事故は一瞬、後悔は一生』。いつ起きるか分からないので、十分気を付けてほしい」と話す。
あおり運転が罰則化
6月30日からは道路交通法が改正され、「あおり運転」に対する罰則が新たに創設された。「急ブレーキ禁止違反」「車間距離不保持」など、あおり運転の対象になる行為を10種類に分類。違反すると、3年以下の懲役または50万円以下の罰金、免許取り消しなどの罰則が課せられる。
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