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大和版 公開:2021年3月19日 エリアトップへ

福祉に一役、手作りマスク 市社協の収益、1年で350万円に

社会

公開:2021年3月19日

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お気に入りのミシンで作業する鈴木さん
お気に入りのミシンで作業する鈴木さん

 コロナ禍でマスクの需要が高まる中、大和市社会福祉協議会(市社協)が昨年4月からボランティアの協力を得て制作・販売している手作りマスクの販売枚数が2万枚を超えた。材料費などの実費を差し引いた収益は350万円に上り、同会の地域福祉活動に役立てられている。

 6千枚作成「いい暇つぶし」鈴木さん

 ボランティアの一人、柳橋在住の鈴木敏子さん(72)は、昨年3月から1年間で延べ6000枚のマスクを作成。市場でマスクが不足していた時に手作りし、地域包括支援センターに持って行ったのがきっかけだった。

 洋裁学校に通っていたという鈴木さんは「ミシンを踏むのが好きだから、いい暇つぶし」とニコリ。裁断から縫い合わせ、アイロンかけまで1個作るのに20分ほど。型紙は、自分で作っては着けてを何回も繰り返して改良を重ねた。「ファッション感覚で、着る服に合わせて楽しんでもらえたら嬉しい」と話す。

こども食堂、福島にも寄附・稲田さん

 民生委員や社協の役員も務めるなど、地域のボランティア活動にも積極的に取り組む、福田在住の稲田ことさん(77)は、食糧品の寄附と一緒に手作りマスクを社協に届けている。

 これまでに作成したマスクは、社協に2000枚送ったほか、中央林間の喫茶「ウトロ」でも1000枚を販売。ウトロでの収益は、こども食堂や福島への寄附にあてている。「ウトロで取り組みを知って、生地を寄附してくれる人もいた。いろんな人との”つながり”でマスク作りを続けられている」と稲田さん。「買ってくれる人にも感謝」と涙をにじませた。

記念品、プレゼントにも

 手づくりマスクは大人用300円、子ども用100円で販売。新製品の手作りマスクケース300円も人気だ。取り扱い店は以下▼セブンイレブン大和東1丁目店、同大和鶴間1丁目店、横浜園大和駅ビル店、ミニストップ大和下鶴間店、下鶴間・鶴間駅前・南林間六・上草柳・南大和・相模大塚駅前・柳橋・桜ヶ丘・福田の各郵便局

 また、子ども会や自治会等の団体の記念品、プレゼント用に複数購入も可。パッケージに団体名を印字したシールを貼り渡してくれる=写真右。

 申し込み、問い合わせは、市社協【電話】046・260・5633。

工程別に袋にわけ制作を進める稲田さん
工程別に袋にわけ制作を進める稲田さん

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