国からの新型コロナウイルスワクチン供給の減少に伴い、接種スピードに影響が出ている。大和市でも県から示される1クール(2週間)の配分量や接種会場への配布日を見極めながら、予約量を絞るなどの対応をしている。=7月7日起稿
新型コロナワクチン接種担当課によると、県からのワクチン配分が減る中、予約量の予定が立てにくくなっているのが現状。1日の予約枠や6月19日に増やした集団接種会場の数を絞るなどして「予約は取れたが、ワクチンが確保できずキャンセル」とならないよう配慮している。
また、8月以降の見通しが立っていないことから、新たに予約が始まった60〜64歳の人は、8月以降の予約が取れないため、2回目の予約が取れない人が出てきている。接種券も、基礎疾患のある人や高齢者施設の従事者で6月25日までに申込みが完了した人には予定通り7月中旬に発送できそうだが、60歳以下の市民に対しては、発送の年齢を小刻みにするなどを検討しているという。
ワクチンの供給減少の影響は、秦野市が7月1日から新規予約を見合わせるなど、県内でも影響が出てきている。同課では「秦野市のような状況は避けたい」 とし、「接種券が届けば心配なくワクチンが打てる」状況の堅持に務めるとしている。
また12日(月)の週には「新型コロナワクチンニュース」を全戸配布する予定で、ホームページなどでも最新の状況を随時更新していくとしている。
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