高齢者を対象にしたスポーツと文化の祭典「ねんりんピック」が2022年11月に神奈川県で開かれ、県内26市町で競技が行われる。大和市は太極拳交流大会会場に選ばれ、都道府県及び政令指定都市から50チーム以上の参加が見込まれている。担当する市スポーツ課では「非常に人気のある競技なので、市のPRとあわせて上手く盛り上げたい」と話す。
全国健康福祉祭(愛称・ねんりんピック)は、主に60歳以上を対象としたスポーツや文化種目の交流大会などを通じ、健康保持や社会参加を図ることを目的とした祭典で、1988年から毎年開催されてきた。
しかし2020年、21年と新型コロナウイルス感染症の影響により延期、2大会ぶりの開催となった。
会場は各都道府県の持ち回りで、全国から選抜選手が会する。今大会は県内26市町32種目が11月12日(土)から15日(火)の4日間の日程。大和市では13日(日)に大和スポーツセンター体育館で太極拳交流大会が開かれる。
太極拳は、古来より中国に伝承された武術で、健康法として 日本でも愛好者が多い。大和市太極拳協会には23団体が所属し、現在465人が会員登録する。
都道府県及び71チームが募集され、市からは3月に横浜で開かれた「神奈川県武術太極拳選手権大会・かながわシニアスポーツフェスタ」で優勝したウイングフラッシュ(大野麻美(まみ)監督)が県代表として出場することが決まっている。
地元で1位を目指す
同チームは2019年に和歌山県で開かれた「ねんりんピック紀の国わかやま」にも出場。同大会で和歌山県チームと同点首位となったが、ルールにより僅差で大和市チームとして過去最高成績の2位となった。
大野監督は「コロナ禍の間、チームのモチベーションを維持してくことが本当に大変だった」と話し、最低でも月2回の練習に取り組んできたという。また今大会では目指すは1位と言葉を強めた。
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