「BA.5」といわれるオミクロン株が主流の感染が激増し、「第7波」の危険性も叫ばれる中、大和市でも急激に感染が拡がっている。7月10日〜16日に発表された市内新型コロナウイルス陽性者は、1416人で前週比2・4倍、前々週比7・2倍だった。(20日起稿)
市内の1週間あたりの陽性者数が1000人を超えたのは、まん延防止等重点措置が適用されていた2月6日〜12日以来、22週ぶり。7月は6日から陽性者が増え3桁に拡大。13日には309人を記録するなど、以降も陽性者は増え続け、週明けの17日も293人、18日も192人と陽性者数は高い水準で推移している。
市によると1月から3月に起きた「第6波」の時は10代の感染が多かったが、今回は30〜50代を中心に幅広い世代に広がり、軽症者が大半を占めるのが特徴となっている。「大和は首都圏への交通利便性が高く、都心部との人の交流も多い。感染の状況は都心と同じような傾向を示す」と市医療健診課は話す。
市は感染症対策として、ワクチンの接種を進めてきた。7月14日時点での市内の3回目接種率は、65歳以上88・0%、40〜64歳68・5%、30〜39歳48・0%、20〜29歳40・4%、12〜19歳26・5%。年代が下がるほど低くなり、市は10代を中心とした世代の接種率改善を課題にあげる。
また、市はワクチン接種の推進のほか、広報・ホームページ・やまとニュースでの周知、ポスター・ゴミ収集車への掲示など様々な手段で感染症対策を呼び掛けている。医療健診課は「夏休みに入り祭りなどのイベントもある。猛暑の中、熱中症対策に注意を払いながら感染対策にも努めて欲しい」と話した。
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