議会報告 大和市防災計画に米原潜核事故対策を 共産党提案
横須賀の米原子力空母は20万キロワットの原子炉を2基搭載しており、これは、福島原発1号機に匹敵します。
南海トラフ地震や三浦半島で推定されている大地震が起これば、米原子力空母は座礁し、電源が失われれば、原子炉のメルトダウンで大惨事が起こる危険があります。
事故の危険性は米国の学者も指摘しており、現に関東大震災では戦艦三笠は座礁大破しています。
大和市は横須賀から30キロ圏内にあり、共産党は、大和市地域防災計画に米原子力艦船の核事故に備えることも盛り込むよう求めています。
◆学校開放、校庭、体育館の使用料、中学生以下は4月から無償に!
休日、子どもたちがサッカー、野球、バスケットなどで利用する校庭や体育館の使用料が、この4月から無償になります。
くぼ純市議は、子ども達が休日校庭などを使うことからまで料金を取るのは問題としてこの無償化を繰り返し議会で求めてきました。
25年度施政方針で、新年度からは中学生以下のメンバーで過半数を構成する団体について、学校施設の使用料を無償化すると表明しました。
◆認可保育園を増やして!
保育園に入りたくても入れない
いま、子どもを生む前から大きなおなかを抱えて保育園探しをするママもいるほど事態は深刻です。市の認可保育園の4月入所申込み者数は810人で、内定者は355人。400人を超える子どもが認可保育園に入所できない事態が明らかになりました。
堀口議員は認可外保育園でも認可の基準を満たしていれば認可保育園として活用すること、さらに、個々の保育ニーズに応えられるよう保育専門相談員を早急に配置するよう求めました。
◆大和駅東側第4街区、芸文ホール新図書館は市直営で!
2月13日の大和市議会臨時議会で(仮称)芸文ホール建設が議決されました。
この施設は複合施設でホールの他に図書館や子どもの遊び場、生涯学習センターなどが入ります。
共産党市議団は図書館の運営は「指定管理者」(民間企業)でなく市直営にすることを求め、3月議会で宮応ふみ子議員が市側の見解を質しました。
その理由は、【1】知る自由など知の領域に属するものは個人情報など守秘義務が必要、【2】図書館の利用は法律で原則無料(委託料から企業利益を生み出すには人件費を削ることが懸念される)、【3】子どもを含む市民の知的領域を長期的視野に立って保障するのは行政の責務であり、民間では難しくなると指摘しました。
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