大和市は、政府が18歳以下の子どもに支給する10万円相当の給付金について、12月24日（金）に児童手当受給者に半額の５万円分を給付することを決めた。＝12月15日正午起稿
16〜18歳は２月以降
給付のための予算は、12月14日の市議会に追加の補正予算案として上程され、全員賛成で即日可決された。補正額は55億６３００万円。子育て世代への臨時特別給付金17億８９００万円の他、生活困窮者自立支援金が８１００万円、住民税非課税世帯等に対する臨時特別給付金が36億９３００万円となっている。
大和市こども総務課によると、子育て給付金の受給対象者は約２万３０００世帯・約３万５５００人。０〜15歳の児童手当受給者には、９月に児童手当を振り込んだ指定口座に12月24日に５万円が振り込まれる。児童手当給付外の16〜18歳には支給に必要な申請書の案内を送付。１月から申請を受け付け、２月以降、順次支給する。問合せは市こども総務課【電話】０４６・２６０・５６０８。
10万円一括給付｢現状難しい｣
現在開会中の臨時国会の予算委員会で、岸田文雄首相が10万円の現金一括給付について各自治体の判断で可能と発言したことを受け、近隣市でも年内に10万円一括支給の動きが出ている。
市こども総務課では、10万円の一括支給について｢（14日の）現時点では難しい」とコメント。残りの５万円支給については「国が出す指針に従い、速やかに対応できる準備をしていく」と答えるにとどまった。
なお市議会の12月議会の最終日は21日（火）。
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