全国的に、記録的な猛暑が続く今夏。埼玉県熊谷市で日本歴代最高の41・1℃を記録した7月23日には、大和市でも最高気温37℃を記録した(市消防本部調べ)。この暑さを受け、市内でも7月に入ってから熱中症による救急搬送が大幅に増加している。(7月31日起稿)
大和市消防本部によると、今夏の熱中症による救急搬送者数は5月は6人、6月は7人と例年並みであったが、7月に入り82人と急激に増加。7月30日現在、搬送者の合計は95人に上っている。この人数は、例年の同時期と比較すると約4倍。救急車の出動件数は、37℃を記録した23日が最も多く、44件に上った。
また、市内の7月の平均気温は27・3℃で、昨年と比較すると0・8℃、一昨年と比較すると2・2℃上昇した。例年より早い梅雨明けで気温の高い日が続いたことが原因に挙げられるという。
自身での対策を
気象庁の発表では、気温の高い状態は8月上旬にかけても続く見込み。熱中症は外出中だけでなく室内で起きることもあるため、市消防本部では「不要不急の外出を避け、クーラーや扇風機を使用すること、外出する際は、汗をかく前に水分や塩分を補給すること、意識がおかしい、自分で水分が取れないなどいつもと違う様子ならばためらわず救急車を呼ぶこと」と注意を呼び掛けている。
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