明日までTobioギャラリーで写真展を開催している 山崎 俊博さん 厚木市棚沢在住 73歳
「素晴らしい場面を残したい」
○…10月31日(土)まで厚木市鳶尾のTobioギャラリー(鳶尾郵便局そば)で写真展を開催。同ギャラリーでは複数回実施しているが、今回は住んでいる棚沢やみはる野、鳶尾、荻野地区などで『秋』をテーマに撮影した17点を展示。「撮影した地域は自然が豊かで、歩いているだけで楽しい場所。作品を見て、地元のよさを再認識していただき、実際に散歩してもらえたらうれしい」と優しい笑み。
○…もともと鉄道ファンで乗ったり、模型を作ったりしていた。中学生の頃、より精密に模型を作りたいと父親のカメラを借り写真を撮るように。20歳でマイカメラを購入。世はSLが消え去ろうとしているとき。その姿を収めようと北海道から九州まで飛び回った。撮った作品を鉄道専門誌に投稿すると採用された。社会人になり被写体を街の風景等に変えカメラメーカー主催のフォトコンテストで入選。今も厚木市の広報写真コンクール入選など、作品は評価され続けている。
○…3人の息子は独立。現在は夫人と娘との3人暮らし。仕事で3年半中国に単身赴任していた時期もあり、子育てはほとんど夫人に任せきりだったといい、「本当に感謝しています」とはにかむ。実はTobioギャラリーに展示するきっかけも夫人の勧めで、いきなり展示用の額を購入してプレゼントしくれたのだとか。
○…「僕は写真の魅力は記録性だと思っています。家族写真は『このときはこんなだったね』と思い返せたり、『この時はこんな花が咲いていたんだね。今は咲かなくなってしまったけど』といった会話が生まれる」。芸術的なことはわからず感性で撮ってきた。「感性も年齢で変わるから。これからも自然体で撮っていきたい」。
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5月10日