恩田・奈良 歴史を学び、街を知る
恩田と奈良の歴史講座「歴史探偵高丸の源流を往く」が5月17日、徳恩寺(恩田町・鹿野融完(かのおゆうかん)住職)で行われた。同講座は地域の地区センターなどと協力し、街を知ってもらう企画「街のパティシス」の活動の一環。講師は歴史探偵高丸さん(ひろたりあん通信編集長・宮澤高広さん)、鹿野住職、奈良町連合自治会の関根宏一会長。
講座では、こどもの国が戦時中、旧日本陸軍田奈弾薬庫補給廠だったことなどを紹介。同園に戦争のない世界を願う「平和を祈る碑」があること、近くの住吉神社に事故で亡くなった学生の慰霊碑があることなどの話もあった。「弾薬庫があった場所に、『こどもの国』という平和の象徴ができたことは感慨深い」と高丸さんは語る。
講座終了後、徳恩寺からこどもの国駅まで、高丸さんが恩田や奈良町の歴史を語りながら散策。街の何気ないものが歴史の痕跡であることを知り、参加者らは改めて街への理解を深めていた。
|
|
|
|
|
|
|
<PR>