青葉消防署は２０１４年の火災・救急件数を公表した。区内の火災件数は38件で前年より14件減少。横浜市内の火災原因１位は放火だが、区内はたばこがもっとも多かった。救急車の出動件数は１万１１６件で前年より３１４件増加。救急件数は市内18区中15区で増加しており、同署警防課は高齢化もひとつの原因とみている。
同署が所有する救急車両は３台。今後、要請が増え、時間が重なれば出動に支障が出る可能性もあるという。季節によって熱中症やインフルエンザによる要請も増えるため、同署では住民に向けた予防の広報や講習などに力を入れる。
住民が救急車を呼ぶか、病院に行くべきか迷った際にパソコンやスマートフォンで緊急度を判定できる「横浜市救急受診ガイド」を、市が昨年12月からウェブ上で運用。警防課は「判断に迷った時の参考になるのでは」としている。同機能は県内初の取り組みで、ガイドに従って症状を入力すると、「救急車を呼ぶ」「今すぐ病院へ行く」「病院で受診」のいずれかを判定してくれる。
利用は【URL】http://www.city.yokohama.lg.jp/shobo/qq/jushinguide/または「横浜市救急受診ガイド」で検索を。
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