動物霊園を営む平和会ペットメモリアル(若月一朗代表)の「動物慰霊祭大法要」がこのほど、東京都港区の増上寺で行われた。
昭和30年代から同社が毎年行っている、ペットのための慰霊祭。今年は「ワン・ラブ・フォーエバー」をテーマに掲げ、1000人を超える参列者が出席。第二会場まで満席となった。
式典では、目黒区の浄桂院の住職である伊藤弘道上人が法話を行った。「家族や友人のような存在である、ペットたちの供養の場。人の言葉を話せないからこそ、心を傾けてお祈りを」と話し、参列者全員で念仏を唱えた。また、増上寺の八木李生法主による大法要では一人ひとりが焼香し、亡きペットたちに思いをはせて手を合わせていた。若月代表は、参列者への感謝を述べながら「ペットたちへの愛情は心の中に生きているはず」と呼びかけた。
今回は初の試みとして、10年以上慰霊祭に参加し供養を続けている人からペットの写真を募り、パネルとして展示。多くの参列者が目を細めて眺めていた。愛犬2頭の写真が展示されたという女性は「さまざまな工夫がされていて、毎年来るのが楽しみ。今後も体が動く限り参加したい」と笑顔をみせた。
青葉区版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|
|
<PR>