神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
青葉区版 公開:2015年2月12日 エリアトップへ

なでしこブランド 「惣菜そぼろ」が選出 市ヶ尾・さくら工房で開発

経済

公開:2015年2月12日

  • LINE
  • hatena
商品を持つ櫻井さん
商品を持つ櫻井さん

 女性が開発に貢献した商品から、優れたものを認定する県の事業「神奈川なでしこブランド」に1月27日、市ヶ尾町の(株)さくら工房(櫻井友子代表取締役)が選出。青葉区では唯一の認定となった。

 昨年に続き2回目の同事業では、県内から56件の応募があり、16件の商品が認定。認定を受けた商品は「神奈川なでしこブランド」として販売できるほか、県が積極的にPRする。

 (株)さくら工房は、働きながら子育てした経験を持つ櫻井さんが、母親の目線で手作り食品をつくろうと設立した。スタッフ全員が女性で、子育て中の母親らがパート職員として働く。「女性を応援するぴったりの認定事業。神奈川から商品を発信したい」と、自社開発製品を応募した。

 「惣菜そぼろ」は、手作りのそぼろが一般家庭で簡単に食べられるよう、一昨年から1年かけて開発。癒し効果や免疫を高める作用があるとされる鶏の胸肉を使用した「鶏醤油」や、「高野ひじき」「茸山椒」など8種類がある。開発には関東経済産業局の補助金制度を活用し、試作を繰り返して、肉や魚、野菜、海藻などの材料で作り上げた。昨年の7月から、店舗や通信販売会社への卸売を中心に展開し、同社オンラインページ(【URL】http://sakura-kobo.shop-pro.jp/)でも販売している。

 ご飯にかけるほか、料理の食材としても使用できることを意識し、購入後に味付けもできるようにあえて薄味にした。「働くお母さんや会社員、一人暮らしの男性が、ひと手間加えて、簡単に手作りの食事が食べられるようになれば」と櫻井さんは話す。今後は、メーンの鶏味のそぼろを定着させ、種類をさらに充実させたいという。

 2月5日には西区のパシフィコ横浜で認定式も行われ、黒岩祐治知事から認定証が贈られた。

青葉区版のトップニュース最新6

公立小で環境出前授業

桐蔭学園

公立小で環境出前授業

区と協定、区内全校で

5月2日

子育てに「ゆとり」創出

山中市長インタビュー

子育てに「ゆとり」創出

直接支援で実感へ

5月2日

DX対応でサイト新設

地域子育て支援拠点

DX対応でサイト新設

6月開始のアプリと連携も

4月25日

防げ、小学生の交通事故

防げ、小学生の交通事故

青葉署「左右確認の徹底を」

4月25日

区制30周年祝い、運動会

少年野球連盟

区制30周年祝い、運動会

大会の開会式と合わせ企画

4月18日

障害者診療「限界近い」

横浜市歯科保健医療センター

障害者診療「限界近い」

二次機関拡充求める声も

4月18日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 4月25日0:00更新

  • 1月1日0:00更新

  • 10月19日0:00更新

青葉区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

コラム一覧へ

  • 目のお悩みQ&A

    コラム㊻専門医が分かりやすく解説

    目のお悩みQ&A

    『白内障の手術は両眼を1日でできますか?』

    4月25日

  • 幸福と訳すな!ウェルビーイング

    コラム「学校と社会をつなぎ直す」㉜

    幸福と訳すな!ウェルビーイング

    桐蔭学園理事長 溝上慎一

    4月25日

  • 教えて!職人さん

    教えて!職人さん

    vol.10 専門店の「ニセモノ」にご注意を!

    4月25日

青葉区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年5月8日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook