所在不明となっていた80代の女性を発見したとして、青葉警察署(渡邊宏署長)は8月21日、県警本部の警察犬2頭を表彰した。署長室にて表彰状とササミジャーキーが贈られた。
捜索活動に参加したのは、シェパードのフローラ号とラブラドールレトリーバーのリン号。長男宅に身を寄せていた認知症気味の女性が、9日の午後1時頃に外出し、行方不明となった。家族が自宅近くのあざみ野周辺を探したが、見つからず、午後6時半頃に青葉署へ通報。警察官約20人体制で捜索したものの発見できなかった。
その後、同署は県警本部の鑑識課に警察犬の派遣を要請。到着した2頭は不明者が使用した枕カバーのにおいを元に別行動で捜索を開始し約1分後、家族が見失ったとされる地点から、約100mの木陰でフローラ号が不明者を発見した。
渡邊署長は「人犬一体の捜索に感謝している。熱中症などになる危険な時季だったので短時間で発見してくれてよかった」と話した。
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