今年はディズニーシンデレラの実写版公開や佳子さまが注目されるなど、世間は空前のプリンセスブーム。
そんな女性なら誰もが一度は憧れる「プリンセス」にまつわるコレクションが展示される「プリンセスドリーム展」が10月10日(土)から11月29日(日)まで、横浜人形の家=中区山下町=で開催される。
同展では1800年〜1900年代初頭のシンデレラのアンティーク絵本や、イギリス王室の記念品など、貴重な資料約200点を展示。その全てが青葉区在住の川田雅直さん(49)が長年にわたり収集したコレクションだという。
川田さんは現在デザイン会社を経営し、自身もデザイナーとして活躍。近年では指輪がついたスマートフォンケース「ジュエルフォン」で、世界特許を取得した人物だ。
25年前にエリザベス女王の戴冠式の記念グッズを購入したのがきっかけで、以来海外に行くと蚤の市や古本屋などを巡るようになった。中でも惹かれたのはシンデレラの絵本の挿絵。「今の自分たちには作れない物や描けない素敵なデザインに惹かれて」集め続けたコレクションは2000アイテムにも上る。収集したもののほとんどは段ボールに入れたまま保管していたといい、本展が自身のコレクション初公開となる。
「高価な美術品はきちんと売買され残っているが、子ども用の児童書は古くなると捨てられてしまうため現存するものは意外と少ない」と話し、「シンデレラは年代や書き手によって物語も登場人物の描き方も様々。シンデレラの新たな魅力を発見してもらえれば」と川田さん。
会場では絵本の再現ドレスの展示やプリンセス撮影コーナー、グッズ販売も行われ、売上の一部は自身がボランティアで関わる「子どもホスピス」の運営に寄付される。
午前9時30分から午後5時まで。入場料は高校生以上700円、小中学生400円。月曜休館。問【電話】045・671・9361
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