地域住民と行政らが連携した1泊2日の防災訓練が10月3、4日、日本体育大学の横浜・健志台キャンパス=鴨志田町=で行われた。
青葉区や青葉警察署、青葉消防署らの協力のもと、同大学主催で昨年に続き企画され、今年で3回目。地元の鴨志田町内会(鈴木忠夫会長)とグリーンヒル鴨志田西団地自治会(柿原実会長)の住民をはじめ、学生、職員ら大学関係者を含め約300人が参加した。
3日の物資受け入れ訓練では、市消防局の航空消防隊が所有するイタリア製の大型ヘリコプター「はまちどり2」が、陸上競技場に着陸。食料品や医薬品、生活用品など救援物資に見立てた段ボール箱を、バケツリレー形式でヘリから運び出す訓練が行われた。
2日間にわたり炊き出しやAED(自動体外式除細動器)操作訓練、避難所宿泊体験などを実施。同大学の水泳部、保健医療学部の学生も参加し、運営を担った。同大学・健志台統括の森晴雄さんは「地元の方々に学生たちが普段お世話になっているので、少しでも恩返しになれば。地域に密着した取り組みとして生かしていきたい」と語った。
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