山内中学校で7月8日、3年生を対象とした福祉体験授業が行われた。
当日は青葉区聴覚障害者協会(井上良貞会長)のろう者7人とアシスタント7人が同校を訪問。日常生活の様子を説明したほか、指文字や手話を指導=写真。中学生も自分の名前を指文字で覚えていた。
授業を行った同協会会長の井上良貞さん、薫さん夫妻は「(地震など)非常事態が起きたとしても自分には放送内容が聞こえず、孤独になってしまう」と話し、「手話を使えないからといって遠慮はいらない。身振りや筆談は誰でもできる」と話し、体験授業を通じてろう者に対する配慮の重要性を伝えていた。授業を受けた生徒からは「ろう者の方々の生活が分かった」「街で会ったら手助けをしたい」などの声があった。
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