熊本地震の被災者を支援しようと、桂台にある(有)タナフェンダー代表取締役の田中省三さん(68)ら=写真=が、中恩田橋交差点そばの畑でひまわりを植え、募金活動を行っている。1本100円で、鉢植え(2千円)も販売。売上げは全額を熊本地震の被災地に寄付する。活動は8月15日ごろまでの予定で、無くなり次第終了。
田中さんたちは、東日本大震災が発生した際も3年間、ひまわりで募金活動を行っている。発端は2011年、何も植えていなかった田中さんの畑を「黄色い元気な花の名所にしよう」と、青葉台で花屋を営む土志田隆さんとひまわりの種を植えたこと。咲いたひまわりを活用した東北支援を思いついたという。その後、畑は休ませていたが、熊本地震の発生を受け、再び活動準備にあたってきた。
今回2万本以上を植えたという畑では現在、田中さんの親せきが中心となり、ボランティアで毎日ひまわりの世話や販売を行っている。種や肥料、畑の看板等、活動費として青葉区や緑区、都筑区の地元企業や個人から協賛を募り、運営。田中さんは「地元で団結して協賛も頂き、活動できている。募金では東北支援の際も皆さんにお世話になった。今回もご協力をよろしくお願いします」と話す。
11月には今年2回目の活動も予定。「神奈川で何かあった時はきっと、どこかで誰かが助けてくれると思うので、お互い様。2、3年続けていければ」と田中さんは話す。(問)同社【電話】045・961・3175
青葉区版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|
|
<PR>