沖縄の基地問題や、東村高江のヘリパッド移設工事をめぐる現地の現状を知ってもらおうと、あざみ野のスペースナナで写真家の山本英夫さんを招いた緊急講演会「 今、沖縄で何が起こっているのか」が開催された。青葉区在住の佐上喜久子さんが区内や都筑区の知人ら有志と開催したもので、約40人が参加した。
山本さんは名護市在住で、辺野古や高江の報道写真等の撮影を続ける。佐上さんは山本さんと面識はなかったが、ブログで山本さんが講演で都内に来ることを知り、滞在期間中に青葉区内での講演を依頼し、実現した。
7月の参議院選の結果を受けて、政府は中断していた高江のヘリパッド移設工事を再開。講演では工事に反対する地域住民らと、機動隊が衝突している現状などを、写真を交えて伝えた。
佐上さんは「自然とともにある地域の生活も想像できた。沖縄の人々が大声で反対している様子を見ると、考え方の違いがあったとしても今の現状はアンフェアと感じる。本土と沖縄の溝を知る機会がないので、少しでも問題を知ることが大切だと思った」と話す。
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