あざみ野白ゆり幼稚園園庭で先月、餅つき大会が行われ、同園とおおば白ゆり幼稚園の園児らが参加した。
毎年の恒例行事だが、同園と交流のあるプロレス団体「レッスル・ワン」代表で青葉区在住の武藤敬司さんのほか、河野真幸さんら所属プロレスラー3人、錦戸部屋の錦戸親方(元関脇・水戸泉)や同部屋の力士2人も参加した。
当日は園児と一緒に餅つきを行ったほか、園児の「ヨイショ」の掛け声とともにプロレスラーがドスンドスンと力強く餅をつくと、会場からは声援が上がった。
記念撮影などが行われた後は園舎に会場を移し、力士が稽古の様子や、まげを結うところを実演。普段見ることのない光景を園児は真剣に見入っていた。
参加した武藤さんは「子どもとふれあい、プロレスを知ってもらえれば。自分たちも強くて子どもたちに憧れられる人間にならなければ」と感想を語った。錦戸親方は「相撲という文化を身近に感じてもらう機会になった」とコメント。白井三根子園長は「子どもたちもテレビで見る職業の人と会うと思い出になる」と笑顔を見せていた。
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