新石川小学校で12月21日、5年生を対象に縄をなう体験が行われた=写真。
体験は総合学習として稲作など「米」をテーマに学んでいる5年生が、わらの活用を学ぶ一環として行われたもので、縄をなうことができる地域の高齢者6人らが指導にあたった。
当日、児童は水で含ませ、わら打ちして柔らかくしたわらから縄を作り、正月飾りを製作。初めての縄づくりに悪戦苦闘しながらも、わらをより合わせるコツを聞き、一生懸命作業していた。
指導した新石川在住の工藤義直さん(82)は「昔は結わくものはすべて縄。縄をなうことは当たり前だった。昔ながらの技術を子どもたちに教えることができた」と話し、児童の1人は「昔の知恵を学んだ」と笑顔で感想を話していた。
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