大切にしてきた人形を祓い清め供養する人形祭が4月23日、しらとり台の神鳥(しとど)前川神社で行われた=写真。
当日は雛人形や五月人形、ぬいぐるみなどが並べられ、神事によって「みたま」を紙で作られた人形(ひとがた)に移した後、焼納した。
参列した66歳の女性は、当時小学生だった子どもが家族の幸せを願って買い求めた人形などを供養。自分の年齢を考え、将来人形が粗末に扱われることがないようにと持参した。女性は「(子どもの)優しい気持ちも含めて天に返したかった」と話し、「人形がなくても見守ってくれる感じがする。安心できた」と笑顔をみせた。
豊浦崇男宮司は「長い間大切にした人形には気がこもり、そこに神様がいらっしゃる。感謝の気持ちでみたまを天に返してもらえたら」と語っていた。
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