被害がいっこうに止まらない「振り込め詐欺」。中原区でも、昨年は計1億3千万円を超える被害が発生しており深刻な状況だ。
中原警察署によると、今年3月16日までの被害件数は3件で被害額は400万円に上るという。前年同時期では同6件・700万円でいずれも減少しているものの、新手の詐欺も増えてきており同署では「油断は禁物」と注意喚起している。
「留守電設定」も
対策の一つとして挙げられるのが「だまされたふり作戦」。負担も大きく難しい点も多いというが、今年中原区でも、犯人から受取り場所に指定された都内の路上で署員が張り込み検挙したという。
その他の対策としては「留守電を設定しておくこと」。犯人は証拠となりうる声を残したくないため、常時留守電状態にしておき声を確認してから電話に出ることも有効な手段という。冷静な対応が必要だ。
出張講話の活用を
中原署では、町内会や自治会などの集まりに、振り込め詐欺被害防止などに関する出張講話を行っている。日程調整などもあるが、随時受け付けているので、希望があれば相談してみてはいかがだろう。
問合せは、中原警察署生活安全課【電話】044・722・0110まで。
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