プロバスケットボール「Bリーグ」中地区の川崎ブレイブサンダースはあす5月27日、日本人初のNBAプレーヤー・田臥勇太選手(36)擁する栃木ブレックスと初代王者を懸け、チャンピオンシップ決勝を戦う。
リーグ誕生の昨年9月以降、今季60試合を終え、1部3地区の上位8チームによるトーナメント形式のプレーオフ「チャンピオンシップ」が、今月13日に開幕。全18チーム中、今季勝率1位でプレーオフに進んだ川崎は、準々決勝でサンロッカーズ渋谷を2連勝で下して準決勝へ。本拠地とどろきアリーナに宿敵のアルバルク東京を迎え、19日は一時リードを許すも84―76で競り勝った。
激しい接戦になった20日の第2戦は、77―78で惜敗。1勝1敗となり、前後半5分ずつの特別ルールで同日行われた第3戦は、劣勢から残り3分で逆転した川崎が攻守で流れをつかみ、26―18で試合終了。4600人を超す大観衆の前で激戦を制し、決勝進出を決めた。
第1戦で3点シュート3本を含む、チーム最多の23得点を挙げた篠山竜青主将(28)は「チームとしては出だしで固くなってミスが続いたが、最後まで集中してプレーできた」と強調。決勝に向け、「一発勝負なのでいい準備をして、いい環境でやれることを楽しみたい」と意気込みを語った。
とどろきアリーナでの試合を振り返り、「(Bリーグ誕生前の)NBL時代と比べて、会場の雰囲気が変わってお客さんも増えたので、本当にありがたい。川崎市民やファンの皆さんに愛されるチームになるように、全体で成長していけたら」と充実感をにじませた。
決勝は1戦決着方式。国立代々木競技場第一体育館で午後3時10分試合開始。
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