中原区内の大型商業施設内で4月21日に発生した窃盗事件で、犯人検挙につながる似顔絵を作成したとして、中原警察署刑事第一課鑑識係の林紗世さん(26)が、本部鑑識課長賞を受賞した。林さんは被害者の記憶に基づき早急に似顔絵を作成し、捜査に貢献。犯人特定の決め手となったことが評価され、近年では珍しい例だという。
中原警察署で6月23日、則次誠二郎鑑識課長から激励の言葉と共に表彰状を受け取った林さんは「今後も捜査の助けになっていきたい」と意気込んだ。
鑑識課の仕事は、指紋の採取など細かく地道な作業を行う一方で、時には時間が経過した身元不詳の遺体と向き合うこともある過酷な一面も。陶山和美署長は「鑑識の仕事は細やかな作業も多く、今後も女性の活躍に期待したい」と話した。
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