県立中原養護学校で9月2日、中原警察署の協力のもと、不審者対策訓練が行われた。
訓練は授業中に中年男性が校内に侵入した場合を想定。不審者は校内で大声を張り上げ、ナイフを振り回すなど教師らを威嚇。緊迫した雰囲気の中、教師がほうきで刃物を握る不審者の手を払うと、一斉に取り押さえた。
直後には訓練の映像を見ながら、対応の確認が行われた。同署の小川照夫さんは「人間は話をする人に自然と目が行くため、複数人で話しかけることが大切」「ポケットの手を出すように呼び掛けなければならない」「相手の動きを先読みして距離を保つこと」などを注意点に挙げた。同校の藤聡志教頭は「当校は肢体不自由の生徒がおり避難が難しい中で、教室に不審者を入れさせないことが大切だと認識している。生徒をどう守るのか技術を学べてよかった」と話した。
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