大和ラジオ放送株式会社(FMやまと)の代表取締役に就任した 中村 友彦さん 上草柳在住 42歳
自分に挑戦し続ける
○…「FMやまと」の名で親しまれる地域コミュニティーラジオ局の代表に6月に就任。「自分の勉強、挑戦だと思い、とにかく前に進むのみ」と気合十分。こまめにスタジオに通い、スタッフやパーソナリティーとも積極的に意見を交わし合い、現場を知ることからスタート。「限られた人数だからこそ、何でも言い合える関係がプラスに働く。20周年を迎える来年を見据えて、できることは全てやり遂げたい」。
〇…桜森の不動産会社「中喜」の3代目として地域に根差し、実直に経営してきた。FMやまととの出会いは8年前。ラジオへの興味はそれほどなかったが、「これも縁」と誘われるがまま、取締役に。出勤時の10分間を77・7MHzに合わせると、驚くほど街の情報が流れこんできた。「店主の人柄やお店の雰囲気が目に浮かんできて」といつのまにかファンに。4年前には自身も出演。「あの緊張感はクセになりそう。街にラジオがあるって面白い。多くの人に聞いてほしい」。その実感が今を動かしている。
〇…生まれも育ちも大和。2人の姉と弟2人のちょうど真ん中。小学校からサッカー一筋。強豪校・旭高校に進学し、3年でレギュラーを射止め、体育推薦で大学に。サッカー部の寮生活は男一色、料理も部員が担当。「質より量、安さを求めて、近隣スーパーをはしごしたのはいい思い出」。卒業後は、大和市みどりのまちづくり振興財団に就職したが、31歳の時、「姉弟たちと力を合わせて、この地でがんばりたい」と家業を継ぐことを決めた。
〇…家に帰れば、中学生、小学校、幼稚園の3人の子どものよきパパ。年に1回は家族で遠出し、キャンプに行くのが決まり。「テントの設営も子どもたちと一緒にやる。自然の中だとじっくり話せる」。地域の消防団員としても活動し、現在は夏の操法大会の裏方準備に追われる日々。「仲間たちと飲む一杯がまた美味しい」と笑顔を見せた。
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