春野菜パスタをプロに学ぶ ホテル料理長を招き、小田原市とＪＡ朝ドレファ〜ミ♪共催で研修会
シェフの手元に熱い注目
ホテルの料理長が作る春野菜のパスタを学ぼう―。
１月13日に小田原市梅の里センターで「平成22年度・小田原市農産物加工品普及推進協議会、加工品研修会」が開かれた。小田原市とＪＡかながわ西湘・農産物直売所「朝ドレファ〜ミ♪」の共催。同直売所に加工品を出荷する主婦ら30人が参加した。
この日講師を務めたのは、地元食材を使った料理に力を入れているホテル大箱根（箱根町仙石原）の井上昌之シェフ。井上シェフは事前に朝ドレを訪れ、旬の小松菜などを使ったパスタをすぐにイメージしたという。研修会では同ホテルマネージャー・笹尾雅洋氏の地産地消への取組みについての講演の後、井上シェフが朝ドレから提供された新鮮なキャベツ、小松菜、ナバナなどを使い、香りと緑が食欲をそそるプロならではの味の輪郭が際立ったパスタの作り方を伝授した。参加者からは「ニンニクを炒めるコツを知った。コーンスターチを入れることに驚いた。ぜひ自宅でもやってみたい」（30代女性）などの声が。料理実習でアドバイスをするシェフに多くの質問が寄せられていた。
朝ドレファ〜ミ♪の鈴木一正店長は「研修会が好評でよかった。今後は一般消費者の方にも参加していただける料理教室を企画していきます。旬の野菜をより美味しく食べていただけるよう、情報の発信もしっかりやっていきます」と意欲をみせた。
野菜たっぷりのパスタ
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